「たけしのニッポンのミカタ」出演します。

3月末です。
年度末、繁忙期末の追い込みのこの時期、色々な「末」が重なりまして、
めっちゃくちゃな事になっております(大忙)
毎年恒例ですので、心構えはしているつもりなのですが、結局は同じ事の繰返し。
心身共にクタクタです(@_@;)
こんな時こそ、怪我や事故には気をつけないといけません。
落ち着くまで、あともう少し頑張るとしますp(^^)q

さて、テレビ出演のお知らせです。

4月8日(金)21時~放送
テレビ東京
「たけしのニッポンのミカタ」

ビートたけしさん、TOKIO国分太一さん司会の情報番組。
出演回は21時から放送の2時間特番、
「知られざる!?ニッポンのレジェンドを探せ!SP」
その中の20分程です。
番組公式サイトで告知されています。

https://www.tv-tokyo.co.jp/mikata/

2012年以来、2回目の出演になります。
前回は「巨木ハンター」として、国分太一さんと他のハンターさん達との対談、スタジオ収録でした。

今回は林業従事者「空師」として、普段の伐採現場での作業を中心に、仕事への取り組みが紹介されます。

倉庫での整備作業

外回り営業

世界シェアNo.1ソーチェーンメーカー
オレゴン・ブラント・ジャパン社の皆様と共に開催している、
販売店さん向けのセミナー
「OREGONセミナー」

メインは日常の作業現場の場面。
東京都内某所での、ケヤキ大径木の伐採作業。


埼玉林材市場の上山さん。

原木市場での市売の様子。
埼玉林材市場(株)

ディレクターさんやカメラマンさん、制作スタッフさんも前回と同じ方々。
撮影期間中、多少衝突した事もありましたが、そこはお互い真面目に本気で取り組んでいる証。
結局はお互いを理解、信頼を築き、充実した良い撮影ができたと思います。

今回の撮影期間は2週間と短めでしたが、ものすごいタイミングで、色々と貴重な場面が重なりました。

前出演回(2012年)の撮影では、1日中の雨の中、撮影時間帯だけパッと雨が止みました。

ディレクターさん、なにか持っていますね(-_☆)

…………。

それか…、僕が持っているのかも…
…それではそんな訳で、そういう事にさせていただきます。
(-_☆)/

今回は濃厚ネタが盛り沢山、編集が大変だった事でしょう(^^;)
どんな内容に仕上がっているのか、僕自身も一切わかりません。

長い年月をかけて育まれた自然の恵み、
国産材、銘木の魅力が伝わり、
木材製品の評価が高まる事を期待します。

スタジオのたけしさん、国分さん、ゲストの皆さんがどんなコメントをしてくれるのでしょう。
とても楽しみです(*^^*)

よかったらご覧ください。
m(__)m

前回ブログで紹介しましたビジネス誌
「Wedge」
現在発売中の4月号に、
大阪、だんじり製作
板谷工務店
板谷棟梁の記事が掲載されました。

ノンフィクション作家、
溝口敦さんのコーナー
「さらばリーマン」

板谷棟梁の、これまでの仕事人生が綴られています。
僕が知らなかった話も沢山書かれていました。
面白いです!
よかったらご購読ください
m(__)m

板谷棟梁、今回撮影されたケヤキの伐採現場、そのケヤキが出品された原木市場にも来てくださいました。

はたして、そのケヤキは地車(だんじり)に生まれ変わるのか!?

続きは番組をご覧くださいm(__)m

月刊「Wedge」1月号掲載

あけまして
おめでとうございます
m(__)m

本年も、
よろしくお願い申し上げます
m(__)m

昨年末、大晦日まで仕事に追われていました。
お正月休み中、ほぼ横になっている状態でした。
完全なる寝正月。
1月5日仕事初め。

という訳で…
お知らせが遅くなりましたが、
ビジネス誌
「Wedge」1月号
掲載されました!

常に情報の本質を見極め、
骨太な提言で時代をリードする、
総合月刊誌「Wedge(ウェッジ)」
書店・売店で販売されている他、
東海道・山陽新幹線車内でも販売(グリーン車には無料搭載)されています。

作家の溝口敦さん連載、
「さらばリーマン」

日本を代表するノンフィクション作家、
溝口敦さんとの対談。

……………

溝口敦さん?
『テレビに出てる有名な作家さんだ!
ワイドショーでよく見るわ!!』

取材場所は、
都内の「ジョエル・ロブション」店内。

……………

ロブション?
『フレンチの帝王の有名店だ!
料理の鉄人にもよく出てたわ!!』

取材を引き受け、詳細のお知らせを聞いた途端、冷や汗が止まりませんでした。
(-_-;;;)

熊倉「さすがに作業着ではマズいですよねぇ?」

担当者さん「そ…そうですね…、それはちょっと…」

そんな事言われてもなぁ…
スーツはイヤだし…

メタラーである僕が所持する服といえば、ロックテイストな物ばかり(-_☆)
その中でも、おとなしめと思われる服を着用、取材に挑みました(-_☆;)
メタルハート、木こり魂を胸に…(-_☆;;)

溝口敦さんと初対面、
一見、恐そうな印象、ただならぬ迫力を感じました。

緊張しました~(-_☆;;;)

実際にお話してみると、とても物静かで優しい語り口、時折お見受けする笑顔、次第にそのワールドに引き込まれました。

僕の生い立ちから現在まで、無我夢中でしゃべくりました。
あっという間に2時間が過ぎ、取材終了。

熊倉「夢中になっちゃって何が何だかわかりません!
大丈夫でしたか?」

溝口さん&担当者さん「大丈夫です!面白かったですよ(笑)」

…ホッとしました(^^;;;)

見開き2ページ、僕の仕事人生が、溝口さんの言葉によって記されています。
内容について、ここでは一切言えません(*^^*) 

自分で読んでも面白いです(^^)/
もう何度も読み返しています(笑)

皆様、よかったらご購読ください。
よろしくお願い致します。
m(__)m

大変貴重な経験をさせて頂きました。
溝口さんをはじめ、関係者の皆様、この度は誠にありがとうございました。
心より感謝申し上げます。
m(__)m

本年も益々頑張る所存です。
何卒よろしくお願い申し上げますm(__)m

あゝ大阪滞在記。(2015)

「岸和田だんじり祭」

去年に引き続き、今年も行ってきました。

大阪は、だんじり製作、
「板谷工務店」
今年も棟梁の板谷さん達とご一緒に、同行させて頂きました。

早朝4時、大阪府泉佐野市の事務所に到着。
軽く休憩した後、岸和田市内に向けて出発。

今回も「曳き出し」という、早朝からのお祭り開始場面の見物です。

まだ夜が明けぬ暗い時間から、この人だかりです。

時間が迫ると開始地点の周辺は、更に物凄い人の数、緊張感が一気に高まります。

写真中央、白いテントの左に見える、
このだんじりがコースに出たと同時にお祭りスタート!

出てきたーっ!!

次から次へ高速で走りぬける!
後続のだんじりがーっ!!

いやいや、
いつ見ても「スゴい!」の一言。
興奮が止まりません!

だんじり祭の醍醐味の一つ、
「やりまわし」
高速で直角カーブを曲がります。

危なくて、とても近寄れません(汗) 

5tもの重量があるだんじりが、轟音と共に超高速で直角を曲がる姿。
超大迫力です!

気合いの入った曳き手の皆さんの呼吸、
ピタリと合わずして、
この「やりまわし」はキマりません。

大勢の人々が集まり、
それぞれが互いを信頼し、団結力を以てすれば、何事も成し得る事ができる。
社会生活の全てにおいて、これが置き換えられると感じました。
(真面目かっ!!(笑))

しばらく見物してから、一旦事務所に戻る事に。
その道中、ちょっと寄り道。
木材の加工場でした。
そこで見た物が!

昨年の秋に伐採した埼玉県産、木味極上のケヤキ。
根元の芯にクサリが出た為、1m抜いた材を板谷さんに差し上げたものです。

↓関連記事↓
本年もお世話になりましたm(__)m

「太鼓を作る」
そうおっしゃっていたので、その完成を楽しみにしていました。

立木を見立てる段階から、自分で扱った木が木材製品に生まれ変わる。
しかも、超一流の職人さんによる製作過程も見られる。

林業・木材業関係者ならば、容易に可能だと思われがちですが、こんな機会は滅多にありません。
超貴重な場面です。
嬉しいですね~
きこり冥利に尽きます。

何やら言い合っているようですが……


このように仲良く収まる訳です(笑)

カッコいい太鼓になりそう。
完成後、その音色を聞くのが楽しみです。

しばらく皆でおしゃべりの後、事務所に戻る事に。

到着すると、京都から
「仁科旗金具製作所」
親方の仁科さんと若衆の皆さんがいらしていました。

一年ぶりの再会です。

久々にお会いしましたが、板谷さんと共に皆さん、事務所から居なくなってしまいました。

『なにか仕事があるのかな?
お忙しいんですね~』

などと思っていました。

………………

数分後、
皆さんが戻ってきたと思いきや…

板谷「熊倉さん!大変な事になっとるんやで~」
熊倉「えっ!?どうしたんですか?」
板谷「ホンマに大変な事になっとるんやて!!」
熊倉「えぇっ!?だから何がですか??」
板谷「エエから、ちょっと見てみいっ!!」

そんなやりとりから、登場した物が!

…………!!!

ババァーーンッ!!

熊倉「なな!なんですかこれはーーーっ!」

板谷「あのケヤキで何か作ったろう思て、皆で考えて作ったんや!」

………「えぇっ!?(!)」

先程の太鼓用材、製作過程で伐り落としたケヤキの輪切り、
傷んだ部分を見ていた板谷棟梁、ハッと思い付いたそうです。

「この部分、チェーンソーみたいやなぁ…」

そこで、錺金具師の仁科さんに製作依頼。
「あいつはメタラーやから、メタリックに頼むでぇ」

そんなやりとりがあったそうです。

完成したメタリックなチェーンソー型の錺金具、
棟梁自ら僕の目の前で取り付けてくれました。

実物のチェーンソーのビス留め部分とガイドバーのリベット部分に合わせて、錺金具の大小ビスが取り付きます。
すごいこだわりです。

「空師」の文字、棟梁自らが80枚も書いた中の、
やっと納得した1枚との事。
すごいこだわりです。

目の前での完成まで、しっかりと目に焼き付けました。

感激のあまり、言葉が出ませんでした。
言葉に出したら、感情が一気に溢れ出してしまいそうで…
必死に堪えました。

今までの、長かった仕事人生の中で一番、
ただ震えてしまう程に感激しました。
この仕事一本で続けてきて、本当に良かったと思えた瞬間でした。

熊心『なんて粋な事をしてくれる人達なんだろう…』

素晴らしい心意気を持った職人の皆さんと出会えた事、
このご縁に心より感謝しますm(__)m

一生涯の宝物として大切にします。
これを励みに、今後も益々頑張ります!

本当に本当に本当に、
ありがとうございました
m(__)mm(__)mm(__)m

…………………

この後、皆さんと昼食へ向かう移動車中の後部座席、外の景色を眺めながら考えました。

今までの、少年時代から数えて約30年間の自分の仕事人生。
辛くて苦しかった事、
悩んでどうしようもなかった事、
悔しくてたまらなかった事。
色々な苦労の日々を思い返すと、涙が止めどなく溢れてきました。

『この仕事、一生懸命やってきて本当に良かった。
だからこそ、こんな素晴らしい人達と出会えた。
これからもずっと、死ぬまで続けてやる。』

感慨深い想いをめぐらせ、決意が完全に極った瞬間、涙を拭って泣くのを止めました。

涙していたのは、誰にも気づかれていません。
ずっと外を眺めてるフリをして、ごまかしていましたので(照)
ここで明らかにしてみました(照笑)
なんか、こんな奴ですみませんm(__)m

……………………

昼食は、去年に引き続き、和歌山県の
すし藤左エ門
楽しみにしてました!

沢山の美味しい鮨はもちろん、
鯛の活造り、薄造りを頂きました。

関西ならではでしょうか、
鯛をフグのテッサと同じように頂きました(初)

おいしかった~(超絶品)
あの味、忘れられません…

また食べたいな~
またなんとかならないかな~
また何卒よろしくお願いします~(笑)

大満腹の大満足のところで、みんなで記念撮影

再び大阪に戻り、皆で銭湯でひとっ風呂、事務所のソファーで仮眠。
夜は堺市の
「堺ふとん太鼓祭り」


2tもの重量のある太鼓台、
激しく上下に揺さぶられながら、堺の街中を練り歩きます。


西湊地区のふとん太鼓、板谷工務店で製作されました。

しばらく見物した後、みんなで夕食に。
夕食はふぐ料理です(喜)
テッサ、フグチリ等々、
シメには棟梁の味付けによるフグ雑炊。
おいしかった~(超絶品)
あの味も忘れられません。

またなんとかお願いします~(笑)

夕食後、更にお酒を飲んでカラオケ♀_(`O`)♪

スゴく濃い1日を過ごし、夜はぐっすり就寝。

翌日は埼玉に帰る日です(;_;)/~~~

帰りのお土産にと、本場大阪のたこ焼き屋さんに。
おばちゃんの右手にご注目!


物凄い手さばき!!
手返しが素早すぎて、右手だけがブレています!
さすが本場!
さすが本職!
味もメチャウマでした!!

出発の時、お別れの時は寂しかった~(;_;)/~~~

超濃厚な大阪滞在でした。
本当にありがとうございましたm(__)m
大阪、楽しわー
また行ったるで~(にわか弁)

板谷棟梁手作りのおにぎり、帰りの車中で頂きました。

美味しかった~
忘れかけていた「母の味」でした(笑)

また作ってください~(笑)

……………

あのケヤキ衝立、
早速、床の間に飾りました。

素晴らしくカッコいいですね~
ず~っと眺めていられます
(○.○)y-~~~

下書きの図面も額に入れて飾りました。

これはこれでカッコいい!
製作過程の心意気が伝わってきます(☆_☆)

一生、大切にします。
感謝!感謝!大感謝です!!
心より御礼申し上げます。
m(__)m