とある日の夕暮れ時。

お久しぶりです。
熊倉です。

毎年4月下旬までは、忙しくて気の抜けない日々が続きます(◎-◎;)

ゴールデンウィークの連休に入ると、気を抜きまくりの極めて怠惰な生活を送ります(°Д°)

そんな連休が明けると、なんだか五月病的なものを患うのか、あまりヤル気が湧かない日々に突入するのです(゜◇゜)

そんな自分に軽く悩んだりもしますが、

「まあそんな時もあるさ」

と、自分自身に言い聞かせ、この時期をやり過ごしています。

5月も半ばを過ぎ、だいぶヤル気も回復してきたのでブログやってみたいと思います。

こないだ、千葉県で伐採作業をしてきました。

その日は強い風が吹き荒れ肌寒く、キツくて危険な仕事でしたが、なんとか無事に完了する事ができました。
帰りの道中はホッと一息、缶コーヒー片手にタバコを一服していたのです。

首都高を走行中、助手席から左側の景色をボンヤリと眺めていると、東京スカイツリーが見えてきました。

スッゲェ高さです(゜O゜;

写真を撮ってみました。

周りの高いビルやマンションが、とても小さく見えます。
中央奥に見える山は富士山です。

「あんなに高い建物をよく建てたよなあ…。
あの地震にも耐えたしなあ…。
人間の知恵と技術ってスゴいなあ…。
…………。
奥に見える富士山も頂上まで登ったっけなあ…。
あの時は苦労したけど嬉しかったなあ…。」

人間の英知と技術力に感心しきり、感慨深い思い出にも浸ったりと、物思いにふけていました。

ふと、右側の運転席を見ると…。

普段の仕事中では怒られてばかり、ブログでは初登場で失敗、山師らしからぬ贅肉でたるんだ肉体、未だに慣れてない高速運転中にも関わらず、無心でドラ焼きをむさぼり食うのは、
新入りで修行中の森山君。

つい先程まで、とても穏やかで落ち着いた気分でした。

しかし、彼のそんな姿を見た瞬間。

何故か、残念でならない感情が湧き上がり、一瞬にして怒りにも似たものを覚えたのです(`ω´)

何故か、人間の脆弱さや愚かさに改めて気付かされ、人類の未来を憂い、悲観的にさえなりました(´Д`)

だが何故か、すぐにおおらかで優しい気持ちに切り替わりもしました(´ー`)

“やあ森山君、キミは別に何も悪くないんだよ
ただ運転しながらドラ焼き食ってただけだもの

たまたまオレの情緒が不安定だったのさ

だが人生はテレビゲームではないのだよ
失敗してもリセットはできないぜ

今は一日一日を一生懸命に頑張るのみ
失敗も糧とすれば成功する事も可能だがね

キミが一人前になる日を、じっくり待つとしよう

そうさ、ボケっとドラ焼き食いたい時だってあるさ
きっとそのドラ焼きが今後の糧となるんだろうな”

彼に何か声を掛ける訳でもなく、ボクの心の中でだけ、そうつぶやいてみたのです。

とある日の夕暮れ時。
静かに沈黙した車内、二人きりの長い帰り道での、
なんでもない一時でした。m(__)m