鉄道保線・伐採工事( その2)

7月中旬、最高部で50mを超える法面の中腹あたりまで、伐採作業が進行してきました。

線路を走る電車も、だいぶ下の方に見えます。

雨も降らず、晴天の猛暑日が続き、かなりマイッておりました(+_+)

眼下にみえる、線路と平行している国道では、毎日のようにサイレン鳴らした救急車が、頻繁に往来していました。

「あれ、ほとんどが熱中症の患者さんが運ばれてんだろうなぁ……。」

みんなで、そのような話になったりして

“明日は我が身かな”

自然災害ばりの連日の猛暑に、身の危険を案じておりました。

そんな中、山の住人達が大勢で現れました。↓

「オイ!夏バテしてんじゃねぇぞ!!
ちゃんとやってんのか!?」

そんな風に言われているような………。

↑木に登って何か食べています。
↑桑の実です。
食べるとおいしい……
らしいです(^^;)

総勢20頭ほどの住人達は、

「こんなトコ暑くて居られねぇなぁ。
もっと涼しいトコに行こうぜぇ!」

とか言わんばかりに、すぐに立ち去って行かれました。

さて、今回の現場で気になる木の2本目。↓

伐採に該当しない杉林の中、写真の木と木の間を狙って、引き倒さなければなりません。

これも全体が線路側に傾いています。↓

上手く木の間に倒れました(^^;;)
引っ掛かると非常に厄介で危険なのです。

伐木は全て、落石防止フェンスから4m以上離れた所に移動します。

炎天下の猛暑の中……

足場の悪い斜面を……

人力で………(汗)

………つづく。

鉄道保線・伐採工事( その1)

熊倉です。

6月下旬より埼玉県西部の山間部、鉄道保線関連工事に伴う支障木伐採工事が始まりました。

駅の正面からホームと線路を挟んで向こう側の、コンクリート法面の改修工事。

最高部で50m、最大幅で150mの大規模な法面工事です。

その上部に見えるコンモリとした、オーバーハング状態の広葉樹およそ300本の伐採。

予定では20日から30日間、休日を挟んで1ヶ月以上かかる長丁場です。

15年程前から鉄道沿線の伐採工事の依頼を頂いておりますが、これだけ大規模で難しい工事は初めてです。

伐採に該当する木の全てが線路側に大きく傾いています。
しかも、ほとんどが20mを超える高木で、目通り周囲も100cm~200cmあり、まあまあ太い。
そこに加えて急斜面で足場が悪い。

万が一、失敗して伐木が線路に倒れでもしたら大事故です。

電車が止まります。
シャレになりません(汗)

1本伐倒する度に全神経を集中、緊張感でドキドキです。
300本以上ありますので、300回はドキドキするとゆう訳です。

毎日、毎回、そんな精神状態だと、週末の休日には疲れがドーッと出てしまい、赤ちゃんばりの睡眠時間をとる事になります(~q~)Zzz

今回の現場の中でも気になる木の1本目。↓

線路側に弓なりに傾いて、そのまま伸びて高架線の上に被っています。
重機等は入らない為、チルホール(牽引器具)数台を使用。
チェーンソーで少しずつ切り込みながら、人力で引き起こして山側に倒します。

無事に山側に倒れました。
毎回、無事に伐倒完了すると、みんなでホッと胸を撫で下ろします。

ヒョロッと伸びた細い木に見えますが、周囲150cm以上のケヤキでした。

破風板や鳥居の笠木等の、曲がり用材に利用できそうな木でしたが、残念ながら搬出ができないので現場置きです。

まだまだ序盤戦の作業です。
次回投稿でも作業報告致します。


4000系


10000系
ニューレッドアロー


レッドアロークラシック

こんな電車達が、毎日お客さんを乗せて走っておりました(-_☆)

「たけしのニッポンのミカタ」出演します(^^)v

おつかれ様です。
熊倉です。

8月10日(金)
22時~放送

テレビ東京
「たけしのニッポンのミカタ」

番組内の国分太一さんのコーナー
「太一の解体珍書」
に出演します。

都内のカフェを貸し切り、仮設スタジオにして収録。

ワインソムリエの種本祐子さん、
オーロラカメラマンの金本孔俊さん、
世界を股に掛けて活躍されているお二方です。
加えて国内組のボク(^^)、
この三人が、
TOKIOの国分太一さんと対談します。

今回は、「空師」や「林業家」としてではなく、
“巨木ハンター熊倉純一”

とゆう設定で出演しております(笑)

めちゃくちゃ緊張しての、ガチガチの汗ダクトークでした(-o-;;;)

どうぞ、笑ってやってくだされ
(°▽°)

現場にも撮影が来ました。

その日は丸1日、雨模様の悪天候でしたが、ナゼか撮影の時間帯だけピタッと雨が止みました。

撮影班の皆さん、どれだけ日頃のおこないが良いのか、スゴいナニかを持っておられるのか、神懸かっていました。

当社にテレビや雑誌の取材が来るってゆう時、そんなキセキ的な天候や出来事が多い気がします。

過去にもそんな事が多々ありました。

……………。

とゆう事は………。

取材班の皆さんではなく、ボク自身がスゴいナニかを持っているのか!

ポジティブ思考で今後の為にも、そうゆう事にさせて頂きます。
(-_☆)

皆様、よかったら番組をご覧ください_(..)_

よろしくお願い申し上げますm(__)m