m(_謹賀新年_)m

あけまして
おめでとうございます
m(__)m

本年も、よろしくお願い申し上げます。

写真の組子細工の屏風、

作品名
「FUJIYAMA」

右上がりの富士山の画は、とても縁起が良いそうです。
お正月にはピッタリ、今年も良い一年になりそうです(-_☆)。

埼玉県ときがわ町産、樹齢250~300年の最高級ヒノキのみを使用。
こだわり抜いた作品です。

製作者は、ときがわ町の、

栗原木工所
指物師の栗原哲也さんです。

材料は全て、地元の山師である松村木材さんと、我々熊倉林業で伐採・搬出した木材です。

所有者の方々が先祖代々、過去から現代に受け継がれ、手入れを怠らずに育てられた木。

作業条件は悪く、周辺には家屋や墓地、道路や電線が近接。
危険が伴う中で体力と神経をすり減らし、苦労を尽くして伐り出した木。

長さ、厚さを数ミリにまで刻まれた木と木を、少しずつ丁寧に組み合わせて数種類の模様を作り、それらを更に組み合わせて一つの画を作る。
膨大な時間がかかり、気の遠くなる作業。

人々の想い、魂のこもった木々が、このような素晴らしい作品に生まれ変わり、木工品としての第二の人生を歩み始めました。

完成品を見た時は、とても嬉しく感激、きこり冥利に尽きました。

この作品、嫁入り先を募集しています。

末永く大切にしてくれる方に使って頂きたいと願っております。

15種類の幾何学模様の組み合わせにより、一つの作品になっております。

その内2種類は、栗原さんのオリジナル模様です。

「韋駄天」

ご興味のある方は、ご連絡ください。

立木の育林・所有者、
伐採・搬出する業者、
製品に加工する業者、

それぞれの連携により、
木の命を最大限に活かす。

理想的な形です。

今後も、このような形を目指し、木材の有効利用に努めていきたいと思います。

本年も皆様のご健康とご多幸を、
心よりお祈り申し上げますm(__)m

大晦日、本年の総括。

熊倉です。
大晦日です。

2012年8月20日

今年はこの日に開業10周年を迎えた、記念すべき年でありました。

お客様方々をはじめ、
関係業者の皆様方、
当社スタッフの皆様方、
これまでのご支援ご協力に、心より感謝申し上げます。

今年を振り返ると、本業とそれ以外でも色々な出来事が多数ありました。

7月に講談社から発売された書籍、

「空へのぼる」

ボクが、物語の登場人物、空師の「軍二」のモデルに起用されたのです。

とても光栄で嬉しい出来事でした。

それと今年は、テレビ出演の依頼が、計6本ありました。

その内、実現したのが3本。

8月10日(金)放送、
テレビ東京
「たけしのニッポンのミカタ」

10月9日(火)放送、
日本テレビ
「元気のアプリ」

もう1本は、年内に撮影終了、
2013年1月11日(金)
放送予定、
日本テレビ
「未来シアター」
です。

この番組については、また後程詳しくお知らせ致します。

作業のほうでは、新年仕事初めからときがわ町の松村木材さんの、樹齢250年超のスギ、ヒノキ40本の伐採・搬出作業。
どれも素晴らしい良材で、この木を使った芸術的作品も製作されました。

これらはほんの一部です。
また後程、この作品の全容を紹介致します。

東京青梅の小澤酒造さん所有山林の作業を無事に終了後、打ち上げの食事会を一席設けて頂きました。

とても楽しい時間、旨いお酒を沢山頂きまして、ありがとうございました。

越生町竜ヶ谷、龍穏寺内の埼玉県指定天然記念物だったが、枯死してしまったモミ巨木の伐採。
目通り周囲4,5mもあります。

以前ブログでも報告した、飯能市の田中材木店さん達との、猛暑日が続くなかの長丁場、苦労した西武鉄道さんの現場。

他にも東京や千葉、神奈川での泊まり込み等、上半期から色々な所に行き、色々な人や木と出会いました。

下半期は、地元さいたま市内での依頼が多数ありました。
幼少時代から育てて頂いた、地元からの依頼が増えてきたとゆう事、とても嬉しく感じております。

長野県内、泊まり込みでの、ケヤキ巨木の伐採。
目通り周囲4m。
根元のすぐ下方には、歴史ある神社の建物があります。
恐ろしく緊張した、大変な現場でした。

↓無事に終わって、役員の皆様と記念撮影。

埼玉県産、今年1番の巨木、ケヤキです。
元玉は6m×104cm
材積約6立方m、重量9t。

市売会では入賞しました。

前回ブログ記事での大阪遠征の後は、毎年恒例、年末のバッタバタな忙しさと、前述した1月放送番組の撮影等も重なり、アッとゆう間に今日の大晦日を迎えました。

もう既に、開業11年目に突入しております。
今後も更なる飛躍を目指し、末永く一職人として仕事を続けていけるよう、地道にじっくりと頑張る所存です。
特に怪我と病気には気を付けたいと思います。
アラフォーですので(笑)

今後共、何卒よろしくお願い申し上げます。

皆様、良いお年をお迎えくださいm(__)m

大阪遠征

熊倉です(^^)/

大阪に行ってきました。

埼玉県にある我が家から、560km、片道7時間強。
作業現場としては。今までで一番遠いです。

去年の夏にお話を頂いてから1年半、様々な問題点をクリアして、やっと作業の日程が決まり着工に至りました。

大阪行きの日程が決まったその頃、更に大阪府内にてミラクル的タイミングでの、ご縁がありました。

岸和田だんじり祭の地車(だんじり)製作をされている、

(株)板谷工務店

棟梁の板谷さんとお会いする機会です。

作品や作業場を見学、食事もご一緒させて頂きました。

だんじり祭の話はもちろん、仕事への情熱、職人としての気概など、共通する話題も多々ありました。

同じ木を扱う人間として、とても貴重で楽しいお話をさせて頂き、我々一同、この出会いに感謝しておりますm(__)m

地車製作の一部始終を記録したDVDを拝見しました。

スゴいの一言、必見です。
最後には感動で涙します。
かなり男前の映像です。

一本の木が芸術品に変わってゆく過程を見る事ができます。

興味がある方は、
“板谷工務店”で検索してホームページをご覧下さいm(__)m


さて、今回の現場の木です。

目通り周囲210cm
全高25m
ナラの木です。

写真左側の竹やぶと、写真右下の家屋までの範囲。
中央に木が立っている、幅2m程の細長い斜面が依頼主さんの所有する地所です。

狭い場所に立つ、この木が大きくなり過ぎて、落ち葉や日陰等で近隣に迷惑をかけており、枯れ枝の落下や倒木での事故も心配。

周辺に影響なくナラの木だけを伐採してほしい、とゆう依頼です。

斜面の下にある家屋の屋根の上に、ほとんどの枝が覆い被さっています。

クレーン等の重機は一切使用できず、全ての枝を一本ずつロープで吊り伐りしての、人力作業です。

時間も労力も掛かります。

数日間の大阪滞在です。

滞在中には、本場のお好み焼きを食べました。

長い間、悩んでおられた地主さんにも、喜んで頂く事ができました。

イイ仕事ができました。

今回の工事に関わる全ての方々に感謝申し上げますm(__)m

大阪人の皆さんの温かさ、親切さ、面白さにハマりそうです(笑)

また、お呼びがかかる日を楽しみにしております。