鉄道保線・伐採工事2013

熊倉です。
いつの間にやら11月を過ぎました。
伐り旬、繁忙期に突入しております(-o-;)

今年の夏は国内最高気温の記録を更新、猛暑日の連続で地獄のようでした(+_+)

そんな中でも毎年恒例、
真夏の鉄道沿線、法面改修工事に伴う支障木伐採工事。

今年も飯能の田中材木店さんチームと共に作業してきました。
伐採だけで2週間以上かかる工事です。

その中でも、写真の木。

写真だと細く見えますが、目通り周囲で5尺程あります。
鉄道高架線の真上まで覆い被さっています。

電車は、その真下を通過します。
危ないです(汗)

監督さんや監視員さんと入念に打ち合わせ、電車が通過しない時間帯を見計らって、線路の反対側、山側に伐倒しました。

上手く倒れました。

目通り周囲3mを越える、ケヤキ大径木の枝が折れてぶら下がっている状態。
しかも、線路の真上。
危ないです(汗)

その枝まで登り、ロープで吊るして地上まで降ろしました。

鉄道沿線、真夏の時期は法面工事に伴う伐採、その他の時期にも危険木の伐採を度々行なっています。

その甲斐あってか、強風雪等での倒木被害が、以前と比べて減少しました。

関連業者皆様のこうした地道な取り組みが、微力でも事故防止や安全運行に繋がっているのだと、我ながら自負しております。

………

西武ライオンズ伊原新監督が就任挨拶の際、選手逹にこう言ったそうです、

「まず我々は西武鉄道グループの一員である。その名に恥じない仕事、お客様を満足させる仕事をしよう!」

…………。

「よしわかった!
オレもその意気で、乗客の皆様の安全を守るべく、仕事やらせてもらいます!!」

ただ一介の作業員である私も、気持ちを鼓舞させられた言葉でした。

頑張れ西武ライオンズ!
来シーズンは優勝だ!!

………。

だいぶ話が逸れましたが、昨年の夏から始まった法面工事が完了しました。

スゴくキレいになった上、災害対策も万全です。

この駅、木質化の計画案があるようです。

素晴らしい!

地元の優良材「西川材」を使って頂き、名所・名駅になる事を期待しております(-.☆)