山でニホンミツバチの巣箱をつくる

「間伐材やいわゆる『未利用材』と呼ばれる廃棄扱いの原木を使って巣箱をつくれないだろうか…」
軽い思いつきだったのですが、いざやってみると想像以上に大変でした。

熊倉林業さん、場所と木を提供してくださった施主さん、皆さんのご協力を得てやっと工法が確立できました。
御礼をかねて、ここに試作品(H600×W350)のご報告をさせていただきます。

こういう形のものは工芸品や家具でたくさんあります。別に珍しいものではないです。
工場の機械を使えば、ものの10分で同じものができそうです。
しかし、この巣箱のなにがミソかというと、形ではなく伐採現場など工場以外で加工ができることです。

3カ月間試行錯誤した結果、ノコギリ、ドリルなど家庭用工具でできることがわかりました。
木材の有効活用、そして新たな雇用創出もできるかもしれません。
夢はふくらむ、のであります。(^_^)v

ミツバチ・マニアの山口でした。

ミツバチ引っ越し大作戦

ライターの山口です。

先日、東北の知り合いの家でニホンミツバチのハチミツを採りました。

「どうせ逃げてしまうから」ということで、ミツバチももらうことに。

山奥なのでアシは原付。

ミツバチ入りの段ボール箱がうまく車体に載らず、けっきょく体にくくりつけて「下山」。

電車を乗り継いで6時間近くかかってなんとか無事に東京に帰着しました。

自宅で木製の巣箱にミツバチを移して様子を見たところ、とても元気!

安心したのもつかの間、元気すぎて近隣に迷惑がかかりそうなので自宅での飼育は断念。

八王子の知り合いの農家の裏山に持っていきました。

巣箱の入口からiPhoneを入れて中の天井をのぞくと・・・。いる、いる。

端っこにダンゴになってちょっと寒そうだけど。

この時期にミツバチの群を引っ越しするのは、エサである花が咲いてないのでじつはかなり危険です。

でも、自然環境は抜群にいいところだし強そうなミツバチたちなので、なんとか冬を越してくれるのではないかと。

来年のハチミツに期待してください!