鉄道保線伐採工事2014

毎年恒例、鉄道沿線の法面改修工事に伴う立木伐採。
まずはトップの写真2枚。

去年の6月から着工、今年の2月に完了した法面改修工事。
年月と共に老朽化したコンクリート法面、より強固に新しくなり、安全性も格段に向上しました。

今年の現場はこんな所でした。

今回も、飯能市の田中材木店さんとの協同作業。
いつもは、線路に平行する道路よりも上方、線路向こう側の斜面なのですが、
今回は道路よりも下方、線路手前側です。
クレーンを使用した作業が可能です。

約1週間、道路を全面通行止め、通行車両は迂回してもらう為、交通誘導のガードマンを総員10名配置。

大掛かりです(汗)

50tラフターを搬入、設置。

毎回、機械は一切使えない人力作業ですが、今回は大型の重機を使用しての作業。
大助かりです。

人力と比べて迅速かつ安全に作業が進みます。

玉伐り集積も、足場の悪い急斜面ではなく、平坦地に移動しての作業。

後半戦はクレーンが届かない場所。
人力作業です。

急斜面の上、線路と住宅に挟まれた狭小地での伐採作業。
クレーンが恋しくなります。

太い幹も線路から離れた場所まで人力移動。
大変な労力を費やします。

伐採が完了した地点から、次々に足場が組まれ、作業用モノレールが敷かれていきます。

皆さん工事のプロ。
スゴい速さで追い付いてくるので、こちらもモタモタできません。

そんなプレッシャー、急斜面の下方ではもっぱら電車が往来、更には猛暑が続く中、
今回も無事に伐採作業が完了しました。

ちょうど我々が引き上げる頃、コンクリート打設・吹付け等、本工事の業者さんが乗り込みでした。

この工事、現在も進行中、
来年2月完了予定です。

工事関係者の皆様、
今回も無事故で完了しますよう、心よりお祈り申し上げます。

また来年度、新しい現場でご一緒した際には、何卒よろしくお願い致します
m(__)m