熊倉です。
8月下旬、東京都内某所で立枯れしてしまったケヤキを伐採しました。
目通り周囲3m、又下9mの立派な木です。
写真は枝を全て伐った後の、胴伐りしている場面です。
狭い場所である事と、木が少し曲がっていた為、6mと4mに伐りました。
伐ってみると、とても材質の良い木で、
「ウワッ!! こりゃイイ木ですねぇぇ!(^o^)b」
元請けの材木屋さんも、思わずニッコリ(^^)v
一般的にはあまり知られていないのですが、銘木業界では、東京や埼玉、神奈川も優良ケヤキ材の産地として知られています。
他に、スギやヒノキ材等「西川材」と呼ばれる木材も、知る人ぞ知る優良材です。
気候、土壌等の環境が良材の発育に丁度適しているそうです。
この写真のケヤキは、目利きの銘木業者さんの目に止まり、関西方面に嫁いだ様です。
今後は製材され、建築材として活かされます。
「どんな人の、どんな家に、どう使われるんだろうなぁ……。
達者でなぁぁぁ(;o;)/」
我々、林業従事者は、いつもそんな想いで伐り出した木材を、世に送り出しております。
長年生き続けて大きく育った木の命を頂いていますので、大切に活かしていきたいですな。