熊倉です。
毎日、猛烈にクソ暑いので、まだ寒かった時期の話でも。
今年、桜の花が咲く前の、冬の終わり。
地元さいたま市内の幼稚園の敷地内、桜の木。
長年に渡り、春になると満開の花を咲かせ、子供達を出迎え見守ってきた桜。
建物と道路の間の狭い場所で大きくなり、幹が建物に密接して壁や塀を壊し、枯れ枝が通学路の道路に落下する等の被害。
このまま放置できない木となってしまったので、伐採する事となりました。
作業当日の朝、幼稚園に到着すると、幹の周りにピンク色の画用紙のような紙がペタペタ貼り付けてありました。
「なんだ??」
そう思って近づいてみると、
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お礼やお別れの言葉が綴られていました。
桜の木が伐採される事を知った園児達が、手紙を書いて貼り付けていたのです。
冷たい風が吹き付ける寒さの中、ポッと心が暖まりました。
しかし、まだ4~5才の子供達ですから、お別れの言葉を書く事自体が初体験だった子もいるはず…。
「なんかゴメンね(ToT)」
そんな思いに駈られながら、伐採作業に取りかかりました(;o;)
幼稚園の子供達、先生方、近隣の方々が見守るなか、無事に作業終了。
理事長先生のご希望で、根元の輪切り板を一枚とりました。
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カタチは変わりましたが、今後も座卓や花台等の木工品として、子供達にずっと愛され続けてゆく事を願います。
また園内に種から植えていただき、大きな木を育ててあげてくださいm(__)m